看護師研修を開催しました2018年9月18日

2018年9月12日、日本エマージェンシーアシスタンス(EAJ)・小石川インターナショナルクリニック(KIC)合同企画として看護師研修を開催いたしました。まず、EAJ顧問医・KIC院長の川合医師から医療搬送に必要な航空医学に関する講義がありました。次に、EAJの米国人医師Dr. Stimより実践で役に立つ医療・看護英会話を参加型で学びました。午後は実際に搬送などに出動いただく方々を対象としてオペレーション業務や看護師搬送の実例をケースでご紹介しました。

今回、実際に搬送・往診などに出動いただく提携病院、個人登録の看護師の方々の他に、航空医学や海外医療案件のマネージメントの知識を得たいとのご希望で、民間企業・団体所属の看護師の方々など幅広いバックグラウンドの方にもご参加いただきました。参加者からは、飛行機搭乗の禁忌について理解が深められた、搬送時の注意点や予想されるトラブルが知れてよかったなどの声が上がりました。今後とも、国をまたがる医療マネージメントの専門家として、医療者の方々への研修を開催していきたいと思います。

研修の様子

川合医師講義

川合医師による医療搬送と航空医学の講義。
医療搬送にあたり必要な航空医療の知識や、搬送になりやすい重症症例の医療管理をお伝えしました。

Dr. Stimレッスン

Dr. Stimによる医療・看護英会話レッスン。
海外での医療引き継ぎや、国内の外国人患者対応でつかえる英会話を参加型で学習しました。

EAJスタッフ講義

EAJスタッフによる重症案件・オペレーションについての講義。
患者さんが置かれた状況を理解するために、海外で急に傷病された方を、オペレーション側がどのようにお手伝いしているのかを紹介しました。

KIC看護師講義

KIC看護師による看護師業務の講義。
医療搬送にあたり必要な看護知識や、搬送になりやすい重症症例の看護管理を紹介しました。